[2020年5月9日] 5月8日の感染者はゼロ。保育園等で勤務される皆さんへ

5月8日の感染者はゼロ

5月8日、新たに新型コロナウイルスの感染が確認された患者はいませんでした。
ここ1週間の感染者は0,2,0,0,0,1,0という状況。千葉県全体では2人で12日連続で一桁です。首都圏では千葉県が最も低減傾向にあります。
GW明けの診療・検体採取に基づく検査結果がこの週末で出てきますので注視していきましょう。
速報を聞く限り今日の発表はゼロかそれに近い数字になると思われます。
新たに4名の方が退院され、累計患者数95名(入院中29名、退院60名、死亡4名、療養終了2名)。
千葉医療圏に関しては病床に一定の余裕がありますが、今後も緊張感を緩めず、感染者の低減傾向の維持と病床確保に努めていく必要があります。
5月8日15時台のJR千葉駅周辺の人流データは感染拡大以前との比較で51.3%の減、宣言前(4月7日)との比較で39.6%の減と、いずれも大幅な減少であるものの、GW前と比べると減少幅が縮小している状況です。
社会接触の低減に向けてもう少しの頑張りが必要です。引き続きのご協力をおねがいします。また、昨日(5月8日)も述べたようにパチンコ店、スポーツジムなど県の休業要請対象業種の一部で開業している店舗が存在することを把握しており、これらへの対応を県には求めていきます。
政府は家賃支援を追加施策として実施する方向でまとまりつつあります。公明党は千葉市などの自治体が独自に実施しているものに対して政府が支援することを求めており、今後の政府動向に注視していきます。

保育園等で勤務される皆さんへ

昨日(5月8日)、保育園は登園自粛をしていても在籍児童分の公費が出ているので、保育士等職員の賃金・給料を適切に支払うことが求められることをお伝えしました。
この件について各園に対して文書を発出し、保育士の皆さんに対してもこども未来局長メッセージとして市ホームページに掲載しましたので転載します。

〇新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が発出される中での日々の保育について、心より感謝申し上げます。
〇保育園等では、いわゆる三密の状態を防ぐことは困難であり、日々ご自身の感染の不安と向き合いながら、また様々なことにご苦労されながら保育されていることと拝察いたします。
〇千葉市では、保育を必要とする児童に必要な保育を行えるよう、「休園」ではなく「登園自粛」としております。一律に「休園」として各家庭から詳細に保育を必要とする理由を聴取するという方法もあろうかと思いますが、保育を必要とする理由は人により様々であり、原則「休園」とすることによる「歪」が生じることが懸念されることから、現時点では「登園自粛」を継続いたします。
〇世間でも認知されはじめていますが、緊急事態宣言下でもさほどの不自由なく生活できるこの社会は、医療従事者のみならず多くの職種の皆さんの働きにより支えられており、さらに皆さんは、その働き手を支えていらっしゃいます。如何なる状況であろうと未来を担う児童の最善の利益を優先し、保育を行っていただいておりますことに改めて敬意を表します。
〇とはいえ、現場を支える皆様から多くご意見をいただいている「さらなる登園自粛の強化」を図るため、5月7日付で保護者に対し、改めて登園自粛のお願いを通知しました。
(緊急事態宣言の期間延長に伴う登園自粛のお願い(PDF:158KB))
〇また、登園自粛要請期間中については、職員皆様の在宅勤務の推進についても各園代表者宛に依頼しております。なお、登園自粛要請期間については、児童の登園人数に関わらず給付費等を全額、園にお支払いすることとしており、通常時の収入を保証していることから、労働者の不利益となるような対応を避けるよう依頼していることを申し添えます。
参考:国FAQ NO,11 https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/000628234.pdf(外部サイトへリンク)
〇未曽有の災害ともいえる新型コロナウィルス感染症への対応は、しばらく続くかもしれません。体調管理を万全にし、この危機を乗り越えていきましょう。
〇何かありましたら、こども未来局幼保運営課までご相談ください。

保育士の皆さんを始め、現在この社会を維持するために各現場でご奮闘頂いている全ての皆さんに感謝します。
昨日(5月8日)は市内に本社・工場を置く(株)誠宇ジャパンさんからサージカルマスク5万枚の寄贈を受けました。心より感謝申し上げます。
他にも様々な企業・団体・個人から医療資材を寄贈頂いているほか、多くの患者を受け入れている青葉病院に美味しいお弁当の差し入れのご提案もあり、ご支援に感謝申し上げます。
この難局を市民とともに乗り越えていくとともに、この難局が私たちの社会を良い方向で変えるきっかけとなるよう、長期的視点も持ちながら市としての施策展開を進めていきます。