[2020年5月15日] 感染者、7日連続ゼロ、市民向け相談窓口の拡充

感染者、7日連続ゼロ、市民向け相談窓口の拡充

5月14日、新たに新型コロナウイルスの感染が確認された患者はいませんでした。これで7日連続となります。
ここ1週間の感染者は0,0,0,0,0,0,0という状況。千葉県全体でもゼロで、これは実に45日ぶりとなります。

新たに5名の方が退院され、患者数95名(入院中14名、退院75名、死亡4名、療養終了2名)という状況。病床は着実に余裕が出てきています。
皆さまのこれまでの行動変容の結果であり、心から敬意を表します。

今の安定はGWまでの行動の結果、今後の状況に注意

ただし、これはGWまでの行動変容の結果です。
5月14日(木)15時台の千葉駅周辺の人の流れは感染拡大以前との比較で52.4%の減、宣言前(4月7日)との比較でも41.0%の減で、依然として不要不急の外出を自粛して頂いていますが、出勤する方が自然と減るGW期間と比べると、活動している方々が増えています。

5月7日以降の社会経済活動の一部再開、県の休業要請に応じないリスクの高い業種の再開、一部の方々の気の緩みなどによる影響は来週あたりから散発的な感染として出てくる可能性があります。
散発的な感染を抑えられなければ6月に入って第2波という形で感染が拡大し、再度引き締めをしなければならない局面もありえます。皆さまには引き続き、不要不急の外出を抑え、適切な行動変容に努めて頂ければ幸いです。

今後について

本日(5月15日)、対策本部にて18日以降の方針を決定します。以前より申し上げてきたとおり限定的、部分的緩和となります。決定した内容は順次お知らせします。
学校については以前より申し上げてきた通り、保護者・学校現場への周知や対応に一定の時間を用意する必要があることから18~22日については変更ありません。各学校の一斉メールで案内しますのでお待ちください。

また、緊急事態宣言解除後の対応についても検討しています。
ナイトクラブ等の接伴飲食業、ライブハウスなど特に感染リスクの高い業種に対しては、市民に出入りを自粛して頂くとともに、店舗側が仮に営業する場合のルールについて示していく考えです。
この点については県の動向を注視し、県が独自に実施するのであれば県の方針を尊重します。

市民の皆さんの相談窓口の設置

自分がどのような支援が受けられるのか分からない市民や事業主の方々に対して、相談内容に応じて適切な窓口へ案内する総合的な電話相談窓口「新型コロナウイルス専用お困りごと電話相談窓口」を設置しました。

〇電話番号:043-245-5187
〇対応時間:午前9時から午後5時まで(平日のみ)
〇対応内容:利用可能な支援・制度がわからない方や、事業主の方に対して、相談内容に応じた適切な窓口をご案内します。
〇耳や言葉の不自由な方からのお問合せ
メール:komarigoto@city.chiba.lg.jp

また、新型コロナウイルス感染症に関する心のケア相談も拡充しました。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための外出自粛などの取り組みにより、仕事や生活に不安やストレスを感じている方も多いと思います。不安や不眠、憂うつな気持ちが続いていませんか?一人で悩まず、ご相談ください。

〇平日日中のご相談(電話相談)
  月~金 9時~17時
〇平日夜間・土日祝のご相談(電話・SNS)【拡充】
  月~金 17時00分~21時00分
  土日祝 13時00分~17時00分

LINE等、詳細はこちらをご覧ください。
https://www.city.chiba.jp/…/singatakoronakokoronokeasoudan.…

寄附も活用した医療関係者等への支援

また、県は昨日(5月14日)、新型コロナウイルス入院患者を受け入れた医療機関に対して協力金を支払うことを発表しました。
千葉市も寄付金+市の拠出で同じ方向を考えていましたが、県がこれら医療機関に協力金を支払うことを考えると、それ以外で新型コロナに対応頂いた方々(専門外来を引き受けて頂いた医療機関など)に気持ちを届けることが全体バランスとして妥当と考え、再度整理しています。