[2020年5月21日] 5月20日の感染者発表はゼロ。保健所の機能強化

5月20日の感染者発表はゼロ

5月20日は新型コロナウイルスの感染発表はゼロ(感染が疑われる事例45人を検査し、45人陰性)。
ここ1週間の感染者は0,2,6,0,2,0,0という状況(感染経路不明は0,0,2,0,0,0,0)。千葉県全体では1名です。

退院が2名増えて、感染者数106名(患者数104名、無症状病原体保有者数2名、入院中18名、退院81名、死亡5名、療養終了2名)となっています。
例の帰国者の濃厚接触者について1名陰性が確認、残る方々は検査中・検査予定です。

保健所の機能強化

昨日(5月20日)は千葉南・千葉港・千葉北・千葉緑の各ロータリークラブの皆さまからマスク6,000枚を寄贈頂きました。心より感謝申し上げます。

また、市保健所の業務効率化のため、セールスフォース・ドットコムより専用クラウドパッケージの無償提供を受けることとしました。導入は千葉市が初となります。
PCR検査・患者情報などを一元管理することで事務効率化を図り、よりきめ細かな対策にリソースを振り向けます。

千葉市は感染初期段階より全庁を挙げて保健所に人員を集中させるなど、保健所の体制強化に努めてきました。その中でドライブスルー検査など柔軟なPCR検査の実施、積極的疫学調査を行っています。
マスクを寄贈頂いたロータリークラブに医師の方がいらっしゃって、「千葉市は医師が必要と判断すれば柔軟・積極的にPCR検査をしてくれる。幸い自分が検体を採取した人から陽性は出ていないが、早期検査・早期発見ができているのではないか」とのご評価を頂きました。
今後も検査体制の充実に努めていきます。

医師の皆さまを始め、緊急事態宣言下でも社会を支えるために尽力頂いている方々に感謝申し上げます。
宣言解除後、どのように社会活動を行いながら感染予防を両立させていくのか、一人ひとりの行動が重要です。そのためには感染リスクを科学的に理解し、状況に応じて適切に行動できることが必要で、市としても情報発信に心がけていきます。