[2020年5月22日] 5月21日の感染状況、テレワーク推進事業の対象拡充などについて

5月21日の感染状況

5月21日は新型コロナウイルスの感染が疑われる患者を48人検査し、陰性が47名、陽性が1名でした。

105例目は20代の女性で、104例目(40代女性、帰国者と接触し感染)の濃厚接触者です。お仕事はされておらず、感染可能期間の行動調査から新たな濃厚接触者は発生していません。
例の帰国者から発生した一連の感染をある種のクラスターと捉えて積極的にPCR検査をしたことで陽性が判明した形です。残りの3名についても検査中、検査予定となっています。

ここ1週間の感染者は2,6,0,2,0,0,1という状況(感染経路不明は0,2,0,0,0,0,0)。千葉県全体では3名です。
感染者数107名(患者数105名、無症状病原体保有者数2名、入院中19名、退院81名、死亡5名、療養終了2名) となっています。

テレワーク推進事業の対象拡大

千葉市独自の支援策として実施してきたテレワーク推進事業について対象を千葉県内にお住まい方全てに拡大しました。テレワークの推進、苦境にある宿泊業界の支援を今後も進めていきます。
https://www.city.chiba.jp/…/kei…/kanko/covid19_telework.html

追加の経済対策や市民支援を本日の対策本部で決定し、発表する予定です。

県が図書館・博物館などの先行解除を表明

昨日(5月21日)、森田知事の会見で宣言の解除を待たずに図書館や美術館について休業要請を解除する方針が示されました。本日(5月22日)の県対策本部で正式決定するとのこと。
私たちは以前より県に対して「施設の使用停止要請における段階的解除の考え方を早く示してほしい。国や東京都(5/15公表)などの方針から図書館や美術館等が先に対象になると思われるがどうか」と求めてきました。

千葉市は既に全ての公共施設について再開する場合の感染拡大防止対策や、緊急事態宣言解除後も閉館・一部閉鎖せざるを得ない施設等の整理・準備を終えています。
県の方針を受けて、加曽利貝塚博物館、郷土博物館、ゆかりの家いなげ、旧生浜町役場庁舎の利用について先行して再開する予定です。

千葉市科学館については建物の構造上、窓がないこと、不特定多数の利用者が展示物に触れる体験型施設であるため、もうしばらく感染状況を見守る方針です。
また、図書館・公民館図書室については、予約図書が相当溜まっており、施設再開と同時に貸し出しをすることで混雑が発生することを避けるため、予約図書の先行貸し出しを12日から開始しています。予約図書の解消がまだ途上であるため、当初の予定通り、みずほハスの花図書館と公民館図書室は6月1日(月)、図書館は月曜休館のため6月2日(火)から再開することとします。

なお、再開にあたってはいずれの施設も入館制限、社会的距離の確保、手指消毒設備の設置、施設の消毒、来館前の検温実施やマスク着用の周知など感染拡大防止に十分留意した上での実施となります。

東京都は5月15日時点で考え方・具体的業種の例を挙げたロードマップが明示されています。
千葉市は宣言解除後も、接待を伴う飲食業など感染リスクの高い業種に対する一定の方針が必要と考えています。県も今日(5月22日)、対策本部を経てロードマップ的なものが出るとのこと。段階的解除の考え方、その判断基準などについて示されると期待しています。

公民館を子どもの自習室として今後開放

また、公民館については子ども達の自習室として開放します。長い休校によって子どもたちの学習が遅れている状況がありますし、様々な事情から自宅で学習する環境にない子ども達にとっては長い外出自粛は本当に辛かったと思います。そこで全公民館の空いている諸室を開放し、自習室として開放するものです。もちろん、感染拡大防止対策を実施した上で、となります。
詳細は来週の登校日に配布するほか、公民館のホームページにも掲載する予定ですので、そちらでご確認下さい。

今朝(5月22日)はスッキリという番組に出演する予定です。