台風15号への対応(9/14~17):長期停電対応・国交相への要請
9月14日
千葉市内は大幅に停電が解消されつつあるものの、内陸部に依然として停電地域が存在しています。直接支援を届けるほか、県内他市への支援も行います。
3連休ということで被災した自宅等の再建や片付けをされる方のために各区役所で罹災証明の発行など、生活再建に向けた支援に重点的に取り組みます。— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 13, 2019
第7回災害対策本部会議の後、国土交通省の赤羽大臣が着任早々、千葉市にお越し頂き、私から被災状況の説明と国への要望をさせて頂きました。
国交省を始め各省庁は早くから職員派遣や支援を頂いています。関東地方整備局の石原局長とは日曜の段階で被災後のホットラインについて確認させて頂きました。 pic.twitter.com/ygakqsOblu— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 14, 2019
国への要望としては
・複数省庁を横断する統括連絡先の確立
・大量の伐採木の広域処理への支援
・屋根の雨漏りを防ぐブルーシート張りができる職人の広域確保
・ビニールハウス等から出る大量の廃材の広域処理
・学校施設の早期復旧に向けた工事業者の確保
などについて要望させて頂きました。 pic.twitter.com/jKoQWn6lai— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 14, 2019
赤羽国土交通大臣の視察では国交省の関係幹部も全て同席しており、千葉市の要望について即時に関係部署への指示、関係団体への要請が行われ、千葉市を含めた被災地支援に大いに資するものとなりました。改めて関係者に感謝申し上げます。
停電復旧作業は千葉市も含めて最長27日までかかることを東電は明らかに。停電地域の皆さまは心身ともに疲弊しきっており、今までと次元の違う対応が必要と考えています。
なお、東電及び協力会社の作業員向けの宿泊・休憩用に開放した千葉サイクル会館は今日から毎日百人程度が利用予定とのこと。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 14, 2019
~ 千葉日報記事(2019.9.19)より ~
君津市より保健師の派遣要請があっため明日より派遣します。避難所に開設する臨時健康相談窓口における相談対応にあたります。
君津市では高齢者施設において熱中症で亡くなった方も出ており、停電・断水による被害が大きい市の一つです。— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 14, 2019
9月15日
倒木処理を東電に任せるなというご意見がありましたが、電線が絡んだ倒木処理は電力会社側だけが処理でき、道路管理者である市側は処理できないルールになっています。安全上・法律、2つの制約がありますが、昨日の国交大臣への要請でこの点を取り上げ、連携できるようにする旨回答を頂いたところです
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 14, 2019
屋根のブルーシート張りを行う職人不足を私が国交大臣に訴えている報道をご覧になった神戸市の久元市長のお声がけで、大林組が大勢の職人を本日千葉市に派遣下さり、ボランティアセンター・市の相談窓口に要請されていた市民宅で対応頂くことになりました。神戸市、大林組、職人の皆さんに感謝します!
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 15, 2019
東京電力・協力会社の後方支援のため、作業員向け宿泊所・休憩施設として千葉サイクル会館を24時間提供することとしましたが、昨晩最も遅い方は25時に入館し6時に出発。利用者から「お風呂に入れて足を伸ばすことができて助かった」との声。車中泊の方もいらっしゃるようで今後も後方支援します。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 15, 2019
東電が公表した千葉市内の復旧見込みです。前回の千葉市内16日復旧どころか、緑区で相当地域が9/20ないしは9/27までとなっており、極めて厳しい状態です。
該当地域にお住いの市民の疲労は限界に達しつつあり、長期を見越しての住環境の確保、電源等の確保、健康相談など踏み込んでの支援を行います。 pic.twitter.com/sMyQRk8PGW— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 15, 2019
はい、宿泊施設も調整に入っています。高津戸は東電のリストになかろうと私たちは認識しています。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 15, 2019
川戸地区の敬老会に顔を出し、被災された方々にお見舞い申し上げ、市の支援策について説明。2~3日停電した方が多く、未だに局所的に停電中の方もいらっしゃり、お話を伺いました。
その後、中央区役所に行き、現場の状況を確認。大林組に派遣頂いた工務店の方に会い、市を代表してお礼申し上げました— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 15, 2019
先ほど高射学校長兼ねて下志津駐屯地司令の宮本陸将補がお見えになり、自衛隊の活動状況と今後の連携について意見交換。千葉市を始め県内での倒木伐採・給水・入浴支援に感謝します。
今後は自衛隊を挙げてブルーシート張りの支援を行うよう指令が出たとのことで、専門業者との連携を構築します。 pic.twitter.com/3SsGId6aLa— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 15, 2019
2回目のAmazonほしい物リストでの寄附のお願い(LEDライト関係)です。
千葉市の内陸部では最長27日まで停電が続く見込みです。この地域は農村地域も多く、ろうそくで灯をともしている家もあり、二次災害を懸念しています。両手で作業ができるヘッドライト等を渡すためご協力をお願いできれば幸いです https://t.co/CVJYBNwU68— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 15, 2019
9月16日
下大和田も会議で常に共有されている地域で、集会所で給水活動も継続しています。長期化に伴い心身ともにお疲れかとお察しします。一日も早い復旧に向けて東電・千葉市ともに取り組みます。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
ZOZOさんがZOZOTOWNでご購入いただいた売上の1%を千葉県の自治体を通して寄付する千葉災害支援プロジェクトを始動!「Let's Start Today」Tシャツは全額寄付。
なお、前澤さんは昨日電話した時は鋸南町で一人のボランティアとして汗を流していました。感謝します!
ZOZOTOWN https://t.co/2Z1YDqe96a— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 15, 2019
後にZOZO社から千葉市に1,500万円をご寄附頂き、前述した寄付金を活用した被災者支援に繋がっています。ZOZO社に感謝申し上げます。
※誉田東中→誉田東小(誤記修正)
停電長期化地区・公民館避難所等が遠いことを考慮し、本日9時より以下の学校の図書館を開放しています。
・越智中、大椎中、土気中、誉田東小、平山小(9~17時)
いずれもエアコン、冷蔵庫・洗濯機(手配中)、充電等が可能です。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
通電火災にご注意下さい。既に様々な媒体を活用して注意喚起をしてきましたが、昨日、通電火災と思われる火災により全焼世帯が千葉市内で発生しています。
昨夜からの雨による雨漏り等でさらに危険度は増しています。 https://t.co/5C6eBdoc5M— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
先ほど緑区白井地区の敬老会に出席。ここも停電が長引いた地区で、一昨日点いた、今朝◯◯さん家が点いて全部復旧した等々の会話となりました。
お風呂開放に感謝、広報車が聞きずらかった等の市へのご意見に加え、自治会が発電機で各家を回って水・風呂・トイレは大丈夫だった地域も。地域力ですね。 pic.twitter.com/4FE0j3o8HA— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
平山小学校地区の敬老会に出席。3〜4日停電した地区ですが、依然として停電している方もいらっしゃいます。私から市全体の被害状況や市の支援策について説明しました。
その後、緑区役所に行き、職員を激励しつつ、区長から現場の状況や停電地区の状態などをヒアリング。 pic.twitter.com/qpJvyIcpy5— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
停電が長引いている高津戸地区の町内会館で住民の皆さんと意見交換。
こうやって市が来てくれて良かった、早く復旧するよう東電に伝えて欲しい、地区の工事計画を教えて欲しい、色々な手段で情報を取れるように、近くのメガソーラーから電気を取ることはできないのか等、ご意見を頂きました。 pic.twitter.com/0oIZ11BIHT— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
次の酪農家を訪問する途中に電力会社の作業員の皆さんが昼食を取っているところに遭遇。車を降りて、市を代表してお礼申し上げました。雨が止んで、ここから作業ペースも上がりそうです。
市では市の宿泊・休憩場所を提供しているほか、私のネットワークでアパレル会社から着替えの寄付も依頼中です。 pic.twitter.com/Dw1yTGVgWE— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
停電地域の酪農家を訪問。千葉市は酪農家も多く、生乳の生産高も高い都市です。
停電により搾乳機等が動かせず、酪農家同士で発電機を融通しており、市も確保した発電機を酪農家に供給しつつあります。通電しても牛が体調を回復し、出荷レベルに復活するには時間を要します。国県市の支援策が必要です pic.twitter.com/0XPCAVIuLk— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
後に、酪農家の生乳廃棄など、長期停電により農家が被った被害に対して市単独で支援を行う制度を盛り込んだ補正予算を成立させる等、県・市ともに農家被害に対して特別な支援を行っています。
昨日の大林組に続き、奥村組からもブルーシート設置作業の支援申し出を頂き、本日と明日2日間、千葉市消防局職員とチームを組んで市に要望頂いていた市内各区の被災住宅等で設置作業をして頂きます。奥村組、協力会社、職人の皆さん、ありがとうございます!
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
公明党の富田代議士より14日に赤羽国交大臣に要請した内容の国の対応状況について情報提供頂きました。
ブルーシート張り・建物の補修工事について、全国建設業協会、全国中小建設業協会、住宅生産団体連合会、全国中小建築工事団体連合会、JBN・全国工務店協会、全国建設労働組合総連合へ対応を要請
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
国交省と経産省が連携して東電と建設業者をマッチングさせ、電線にかかった倒木処理を加速化。特車許可支援として、電柱運搬車両を優先処理など、千葉市が要請した内容以外も含めて多岐にわたる支援や措置をして頂けることになりました。全国的な支援に心から感謝申し上げます。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
9月17日
昨日より工事車両がさらに緑区に集結し、若葉区とともに大幅に停電が解消されましたが、依然として停電地区、または局所的に停電している世帯が存在します。その地区・世帯への支援に注力しています。
また、君津市への保健師派遣に続き、今日から南房総市に職員を派遣します。https://t.co/fG4Y7u3x6X— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
カインズホームより単1~4電池、合計1万個ほど支援を頂きました!昨日Amazon欲しいものリストで皆さまに寄付頂いたLEDランタン・ヘッドライトとセットで被災者に配布します。直接のお願いに快諾頂いた土屋会長・高家社長、ありがとうございます!
ヤマダ電機よりも1600個頂きました。感謝します!— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 16, 2019
災害時、トップのSNS投稿が多いと必ず批判があります。これは災害を経験した首長なら誰でも分かることですが、有事の際、危機管理意識がある首長は通常スケジュールを全て中止・延期しますので、指示を出し、報告を受ける合間に時間は十分にあります。その時間を首長でしかできない仕事に回すわけです
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 17, 2019
千葉市も従来より広報SNS等の体制を整備し、発信をしています。しかし、思いの乗った文章を打つことは難しく、トップの役割があります。福岡市長や熊本市長などもそうであったように、SNSに限らず、市民を勇気づけること、被災地の状況に関心が集まり、全国的な支援に繋げる発信はトップの責務です。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 17, 2019
~ 大阪府箕面市 倉田哲郎市長のツイートより ~
昨年、大阪北部地震や台風の大停電を経験しましたが、まったく同感。
災害時、市職員は、目の前に流れてくる大量のタスクを処理するのに手一杯。言葉を選ばずに言えば、一番ヒマなのが首長。だから、職員がやれない情報収集・発信、全体の動きを眺めて不足の取組を探す、他組織との交渉などを頑張る。 https://t.co/wgWa0w09aF— 倉田哲郎 (@KurataTetsuro) September 18, 2019
ヒマは言い過ぎか。よく言えば「遊軍」って感じですかね。ともかく、災害時は、指示や報告を受ける以外の「隙間の時間」を一番もってるのが首長。それが組織の在り方であり、役割分担でもある。
— 倉田哲郎 (@KurataTetsuro) September 18, 2019
近年、SNSにより、現地に赴くより広範囲に被災者と生々しい接触が可能に。首長の余力が、ここに費やされる意味は大きい。もちろん実際に現地にも赴くけれど。
昨年の災害の最中、なにが足りず、なにが不安か、などの声をバーチャルに見聞きし続けられたのは、対策を進めるうえでとても大きかったです。— 倉田哲郎 (@KurataTetsuro) September 18, 2019
屋根等が破損した市民宅のブルーシート養生のため、大林組に続き奥村組にも職人を派遣頂きました。市消防局とのチームが要請頂いたお宅で順次作業を開始。奥村組、協力会社、職人、消防職員に感謝します!
今後も消防と組んで頂く職人確保に全力を挙げるとともに、市民から要望を受け付けていきます。 pic.twitter.com/wxia1XV6eo— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 17, 2019
Amazon欲しいものリストで皆さまからご寄付頂いたブルーシート・LEDランタン・ヘッドライトが続々と市役所に届いています。区役所・生活拠点等を通して必要としている市民に配布していきます。素敵なメッセージを添えて頂いた方もいらっしました。
皆さまのご支援、心から感謝申し上げます! pic.twitter.com/vbjJu1X3Ml— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 17, 2019
被災家屋のブルーシート養生で千葉市が大林組・奥村組からご支援を頂く中で「県内他地域にも…」というご意見を頂いています。14日に私たちが国交大臣に全国的支援を要請したことを受け、全国の建設・工務関連団体に国から一斉に要請があり、既に各団体は各地域に職人を派遣していると聞いています。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 17, 2019
災害に乗じて不審な事業者によるトラブルが多数報告されています。市を騙り「台風被害の調査をしている」という電話が来たケースもあります。周りの方、ご親族等にも注意喚起下さい。
市では高齢者向けにネット以外の手段でも他の支援策ともに伝える予定です。 https://t.co/JqYmnwuNX4— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 17, 2019