半島性を克服する交通インフラの充実

ビジョン5

半島性を克服する交通インフラの充実

半島性を克服し、県内各地を活性化する交通インフラの充実

千葉市長として国道357号など主要幹線道路の整備、千葉県で25年ぶりのJR新駅となる幕張新駅の実現や基幹道路ネットワークの整備など、与党国会議員とのネットワークや関係機関との連携により交通インフラの充実を進めてきました。

千葉県は半島性の克服が大きな課題であり、森田県政が実現したアクアライン800円を維持するとともに、県内を広く活性化させる道路・公共交通ネットワークの充実を図ります。

ビジョンと就任後の取組

  • アクアライン800円の通行料金を維持、恒久化を目指す。一方で、アクアライン800円化で渋滞が深刻な時間帯があるのも事実。アクアラインの効果が最も発揮できるよう、ロードプライシングの考え方に基づき、動的な料金制を研究する。また、アクアラインは橋脚が4車線→6車線に拡幅が可能な設計となっているほか、3本目のトンネルを掘り進めることが可能な構造となっているため、将来的な活用方法についても研究を進める

    NEXCOとの基本協定を変更し、R7.3.31まで800円を維持。今後は関係者との丁寧な協議を重ね、深刻な渋滞を回避する動的な料金制の研究を進める
  • 圏央道・北千葉道路の早期開通、長生グリーンライン・銚子連絡道路等の整備促進、新たな湾岸道路・千葉柏道路の検討など、県内の高速道路ネットワークの整備を強力に進めるほか、県内の渋滞個所の解消を着実に進める

    圏央道の県内全線開通に向け、国と連携して取り組んでいるほか、

    ・海匝土木事務所に銚子連絡道路建設課、長生土木事務所に長生GL建設課を設置

    ・銚子連絡道路三期や長生グリーンライン二期、北千葉道路(西側)に接続する都市計画道路等、(仮称)押切・湊橋を新規事業化

    ・銚子連絡道路二期や長生グリーンラインの一部(長南町道~県道茂原大多喜線間)を供用開始予定

    ・検討会において千葉北西連絡道路の道路計画の基本方針を策定

    ・今後は新たな湾岸道路、千葉北西連絡道路に係る期成同盟を設立し、国へ事業化を地域一丸となって要望していく予定

  • 湘南新宿ライン・上野東京ラインによって神奈川・埼玉と比べ、首都圏へのアクセスに後れを取っている現状を直視する必要がある。りんかい線との相互直通運転・京葉線の複々線化や、北総鉄道・東葉高速鉄道の高運賃問題、県民が使いやすいダイヤ等の課題解決に向けてJR等の交通事業者と積極的に協議し、千葉県の公共交通の利便性向上に取り組む

    京葉線とりんかい線の相互直通運転及び京葉線の輸送力増強について、国や鉄道事業者に対する要望活動を行うなど、沿線市との連携の上、課題解決に向けて取り組み中
  • 県内各地域における移動手段の確保に向けた市町村の取り組みを支援する

    鉄道網整備事業及び地域公共交通活性化事業において

    ・鉄道輸送対策事業費補助

    ・バス運行対策費補助

    ・持続可能な地域公共交通の確保支援事業

    ・新モビリティサービス導入推進事業 等を実施

  • 平坦な地形が多い千葉県の特徴を生かし、観光・移動手段の両面での充実を図るため、自転車レーンの整備、民間事業者と連携したシェアサイクルの普及促進やサイクルステーションの整備に取り組む

    ・市町村が策定した自転車ネットワーク計画に位置付けられた県管理道路に矢羽根型路面標示等を整備

    ・「千葉県DX推進計画にシェア交通等、新たなモビリティサービス導入の促進として位置付け

    ・シェアサイクルシステムの全国シェアの高い事業者(OpenStreet)と共同事業を行っている千葉市、習志野市、船橋市、市川市にある県有施設へのサイクルステーション設置を推進

  • 誰もが安全・安心に移動手段として活用できるようホームドアの設置、バリアフリーの環境整備につとめる

    エレベーターやホームドアの設置等のバリアフリー設備の整備について、国の鉄道駅バリアフリー料金制度の創設などを踏まえ、補助率の引き上げなどを実施

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