超高齢化時代に対応した医療・福祉の充実

ビジョン6

超高齢化時代に対応した医療・福祉の充実

千葉市長として市医師会、歯科医師会、薬剤師会、獣医師会、介護関係者など、保健福祉行政に関わる関係者と本気の意見交換を常に実施。常に医療現場の課題を市長自身が的確に把握し、関係部署とともに丁寧に検討することで、現場とずれのない医療施策を速やかに展開してきました。その結果が国に先駆けた風疹・麻疹対策、胃がんリスク(ピロリ菌)検査の導入、口腔がん検診の実施などに繋がっています。
県政においても、医療関係団体や病院局など、最前線で取り組む関係者との意見交換の上で、スピード感ある医療行政を展開します。

ビジョンと就任後の取組

  • 初期・二次・三次医療機関の機能分担・連携を進め、人口減少・高齢化が進む地域も含めた医療提供体制の充実に取り組む

    今後求められる医療提供体制を検討し、次期保健医療計画(R6~11)に反映するべく検討中
  • がん検診の受診率・精度管理を向上させ、疾病の早期発見・重症化の予防を図る

    医師・技師を対象とした研修や若年層向けの啓発を行うほか、職域におけるがん検診について、実施方法を含めた実態調査を実施
  • 相談支援体制や精神科救急の機能強化など精神科医療体制を充実させる

    緊急措置入院等に対応する精神科救急基幹病院の指定等により、空床を確保
  • 災害拠点病院・医療救護班等の整備による災害医療体制の機能強化、平常時及び感染症発生時における危機管理・医療提供体制を整備・充実させる

    ・県が指定する災害拠点病院を対象に、災害時に多くの負傷者を受け入れるための設備の更新について助成

    ・特定の感染症に対応する病床を運営する病院についてその経費を助成

  • AED配置等による病院前救護体制・急性期医療を充実させる

    AED・心肺蘇生法等の普及啓発やAEDの設置状況調査を実施したほか、香取・海匝地域の救急医療体制充実のため、旭中央病院にコーディネーターを配置
  • 安心して子どもを産めるよう周産期医療連携・搬送体制を整備するとともに、夜間や休日の小児救急医療体制の整備を促進・充実させる
  • 大学と連携した医師育成・派遣体制の強化や再就業支援による医師・看護師の確保を進める

    千葉大学医学部に寄附講座を設置し、実習や研修を通じて地域医療を担う医師を育成
  • 県民の健康づくりの推進と健康プログラムの創出・普及、口腔がん検診のモデル事業の推進、歯周病検診の充実を図る

    ・健康ポイント制度の実施やち~バリューカードの発行を継続するほか、生活習慣アンケートを実施

    ・歯科医を対象にした口腔がん診断に係る研修に加え、啓発を目的とした集団検診イベントをR5に実施

  • 早期診断と医療・介護連携による認知症予防の推進、医療・介護の多職種連携による在宅医療体制の充実を図る

    多職種連携に係る会議の開催、医療・介護職の連携に向けた入退院支援研修などを実施
  • 地域包括ケアの推進、介護人材の確保・負担軽減、各種介護施設の着実な整備、中核地域生活支援センターの強化、地域で認知症とその家族を支える施策などを推進する

    若年性認知症の社会参加の機会を創出するため、協力企業とのマッチングや、作業現場に同行しサポートする取組を新たに実施
  • 8050問題、引きこもり、自殺対策など、制度のはざまを埋める福祉施策に取り組む

    ひきこもり地域支援センター(精神保健福祉センター)において電話相談等を実施しているほか、自殺対策として電話・SNS相談窓口の設置、市町村や民間団体が実施する取組に対する助成を実施
  • コロナ禍で経営が悪化している医療機関・薬局等の支援を国に求めるとともに、災害時の支援の在り方について検討する

    医療機関等の経営安定について、国の施策に対する重点提案・要望において要望したほか、物価高騰対策として病院・診療所・薬局に対する支援事業を創設
  • 犬猫の殺処分ゼロや、飼い主の適正飼養に向けた取り組みを強化する
  • 千葉市では昨年の災害においてペットと避難できる避難所を設置。大規模災害時のペットの受け入れ態勢を強化するほか、動物の飼い主に対する防災意識・対策の啓蒙啓発事業を実施する

次へ子育て世代の知事として「小さな手に大きな未来を」 前へ半島性を克服する交通インフラの充実